行政書士試験講座
基礎法学
法令科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で2問前後出題されます。
法律を学校で習ったことがない方は、法学入門など法学部の最初で用いられるような入門書で、法律の考え方(リーガルマインド)や専門用語に慣れてください。
ここでしっかり基礎を身に着けておくと、以降の法律科目の勉強がスムーズに頭に入っていくようになります。
憲法
法令科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で5問、多肢選択式で1問前後出題されます。
法令科目を学習する上での基礎となる科目ですので、「基礎法学」の勉強が終わったら次にこの憲法を勉強して下さい。
試験では条文を知っておくだけで解ける問題が結構出題されますので、条文をしっかり読み込んで暗記するぐらいに勉強してください。
行政法の一般的な法理論
法令科目「行政法」として出題されます。
問題数は、五肢択一式で3問、多肢選択式で1問、記述式で1問前後出題されます。
行政手続法、行政不服審査法、地方自治法など行政を共通する考え方、用語の意味を問う問題が出題されます。
行政法を勉強する際には、一番最初に学習する分野です。
地方自治法
法令科目「行政法」として出題されます。
問題数は、五肢択一式で6問前後出題されます。
地方自治法自体が非常に長い法令ですが、出題される問題も6問とウェートが大きな科目です。
地方自治の仕組み、各種手続きについて細かい所まで問われる問題が出題されます。
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行政手続法
法令科目「行政法」として出題されます。
問題数は、五肢択一式で3問前後出題されます。
行政法に基づく各種手続きの意味、流れ、条件などについて問われます。
行政不服審査法
法令科目「行政法」として出題されます。
問題数は、五肢択一式で4問前後出題されます。
行政の行為について不服がある場合には、どのような流れで申し立てができるのかについて出題されます。
行政事件訴訟法
法令科目「行政法」として出題されます。
問題数は、五肢択一式で2問前後出題されます。
国や地方自治体を相手に裁判を起こす行政訴訟について、その手続きや条件について出題されます。
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国家賠償法
法令科目「行政法」として出題されます。
問題数は、五肢択一式で1問前後出題されます。
国家賠償法は、条文が6条しかなく範囲も狭いですので得点しやすい科目の一つです。
法律を一通り読みつつ、過去問をしっかり押さえておけば十分でしょう。
法令科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で9問、記述式で1問前後出題されます。
試験科目の中で最も出題のウェートが大きい科目で、合否を決する科目です。
憲法の勉強が終了したら、次にこの民法を学習して下さい。
総論からスタートして、出題頻度の高い物権、債権、家族法の分野をメリハリをつけながら学習することが、短期合格の決め手です。
法令科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で5問前後出題されます。
この法令も、比較的出題が多い科目です。
民法と同じく法令のボリュームが多いですが、商法総論が頻出の分野ですので、そこを確実におさえておきましょう。
又、会社法については、特に株式会社についての問題が多く出題されますので、株式会社に関する各種手続きや機関の役割などについてしっかり学習しておきましょう。
一般知識等・政治
一般知識科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で2問前後出題されます。
この科目は、非常に範囲が広く真面目にやればやりきれない量になってしましますが、行政書士試験合格ということだけを目標におくと次の3点の学習教材での勉強で十分です。
1. 新聞 (スポーツ新聞ではありません・笑)
2. 高校(大学入試)用の現代社会・政治経済の参考書
3. 過去問
この3つをやってもそれ以上のレベルの問題も出題されますが、誰もが知っている一般常識レベルの知識を優先して習得することに努力して下さい。
一般知識等・経済
一般知識科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で2問前後出題されます。
一般知識等・社会
一般知識科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で2問前後出題されます。
一般知識等・情報通信
一般知識科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で2問前後出題されます。
過去にもコンピューターをテーマとした問題が出題されました。
コンピューターに慣れていない方は、基本的なコンピューター用語を押さえておいて下さい。
一般知識等・個人情報保護
一般知識科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で3問前後出題されます。
昨今マスコミで話題になっていますが、新書で個人情報保護の入門書が出ていますのでそれを一読しておくと良いでしょう。
又、時間があれば以下のような個人情報保護に関連した資格の過去問に当たって論点整理をするのも非常に有効です。
・個人情報保護士認定試験
・情報セキュリティ検定試験
一般知識科目の中では、個人情報保護に関する出題が3問で、又情報通信の問題についてもセキュリティーと関連した問題が出題されていることから、この分野がいかに重視されているかが分かります。
一般知識等・文章理解
一般知識科目として出題されます。
問題数は、五肢択一式で3問前後出題されます。
平成17年度までは、「国語」として出題されていましたが、今回も読解問題を中心に出題されることが予想されます。
苦手な方は、センター試験の国語の問題で解き方などを練習しておくとよいでしょう。